単語のルール

単語のルール
■ 単語のルール
■ 英語の文をつくるパーツ(品詞)
英語の文は、いくつかの「パーツ」の組み合わせでできているんだ。このパーツのことを「品詞」と呼ぶよ。全部で9種類あるから、一つずつ見ていこう!
※ 品詞とは、単語を役割や働きによって分類したものだよ。
● 英語の文は、これら9種類の品詞を組み合わせて作られているんだ!
① 名詞 (Noun) 人やもの、ことの名前を表す語 例:dog(犬)、book(本)、London(ロンドン)
② 動詞 (Verb) 「〜する」「〜である」のように動作や状態を表す語 例:run(走る)、eat(食べる)
③ 形容詞 (Adjective) 人やもの、ことの様子や状態を表す語 例:happy(幸せな)、red(赤い)
④ 副詞 (Adverb) 動詞・形容詞・ほかの副詞を修飾する語 例:slowly(ゆっくり)、often(しばしば)
⑤ 代名詞 (Pronoun) 名詞の代わりに使う語 例:he(彼)、it(それ)、they(彼ら)
⑥ 冠詞 (Article) 名詞の前につく語 例:a、an、the
⑦ 助動詞 (Auxiliary Verb) 動詞の前に置かれ、話し手の気持ちや判断を付け加える語 例:can(〜できる)、must(〜しなければならない)
⑧ 前置詞 (Preposition) 名詞や代名詞の前に置かれる語 例:in(〜の中に)、under(〜の下に)
⑨ 接続詞 (Conjunction) 単語と単語、文と文などをつなげる働きをする語 例:and(〜と…)、because(なぜなら)
■ 単語の役割に関する用語
品詞とは別に、文の中で単語がどんな役割を果たしているかを表す用語もあるよ。主語、動詞、目的語、補語、修飾語の5つだ。これらを理解すると、文の構造がよく分かるようになるんだ!
SVO(主語 + 動詞 + 目的語) S(主語) I V(動詞) love O(目的語) music 私は音楽が好きです。 主語が動詞の動作を行い、その対象が目的語
SVC(主語 + 動詞 + 補語) S(主語) She V(動詞) is C(補語) happy 彼女は幸せです。 補語は主語の状態や性質を説明する(S = C)
修飾語(形容詞・副詞) 形容詞 The red S car V runs 副詞 very fast その赤い車はとても速く走ります。 形容詞は名詞を修飾、副詞は動詞・形容詞・副詞を修飾
品詞は「単語の種類」、役割は「文の中での働き」を表すんだ。同じ単語でも、文によって役割が変わることがあるよ!
■ 名詞の種類:可算名詞と不可算名詞
名詞には「数えられる名詞」「数えられない名詞」があるよ。これらを正しく使い分けることが、英語を話す上でとても重要なんだ!
可算名詞
「1つ、2つ…」と数えられる名詞

📚 a book(本1冊)
🐱🐱 two cats(猫2匹)
🍎🍎🍎 three apples(りんご3つ)

単数形にはa[an]をつけ、複数形にはs[es]をつけるよ!
不可算名詞
数えられない名詞

❤️ love(愛)
😊 happiness(幸せ)
💧 water(水)
🍞 bread(パン)
🎵 music(音楽)

不可算名詞にはa[an]はつけません。また、複数形にもしません
不可算名詞を数えるときは、a glass of water(コップ1杯の水)、a slice of bread(パン1枚)のように容器や単位を使って表すよ!
■ 可算名詞の複数形のつくり方
可算名詞を複数形にするときには、いくつかのルールがあるよ。基本は語尾にsをつけるだけだけど、単語の終わり方によって変わることもあるんだ!
ルール 変化の仕方
基本のルール 語尾にsをつける book → books
dog → dogs
s, o, x, ch, sh
で終わる名詞
語尾にesをつける class → classes
box → boxes
子音字 + y
で終わる名詞
語尾のy を i にかえて、esをつける country → countries
city → cities
f, fe
で終わる名詞
語尾のf, fe を v にかえて、esをつける leaf → leaves
life → lives
不規則な変化 単語ごとに覚える man → men
woman → women
child → children
■ まとめ
● 単語のルールのポイント
• 品詞:英語の文は9種類の品詞で作られる
• 役割:主語・動詞・目的語・補語・修飾語
• 名詞:可算名詞は数えられる、不可算名詞は数えられない
• 複数形:基本はsをつけるが、5つのルールがある
● 単語のルールを理解して、英語の文をつくる力をつけよう!