受動態とは
🔄 受動態の基本
「業績が部長によって発表されます」というように、主語が動作の影響を受けることを表す表現を受動態というよ。受動態は「受け身」とも呼ばれるんだ。
受動態をつくることができるのは、後ろに目的語を置く他動詞のみだよ。また、「部長が業績を発表します」のような主語の動作を表す文は能動態というんだ。
主語(S)+ be動詞 + 過去分詞
動作主を表す場合:by + 名詞
動作主を表す場合:by + 名詞
💡
ポイント:
話の焦点を、動作をした側に当てる場合は能動態で、動作の影響を受けた側に当てる場合は受動態を使うのが自然だよ。つまり、能動態を受動態にすることで文の主役を変えることができるんだ!
話の焦点を、動作をした側に当てる場合は能動態で、動作の影響を受けた側に当てる場合は受動態を使うのが自然だよ。つまり、能動態を受動態にすることで文の主役を変えることができるんだ!
✏️ 受動態の作り方
能動態から受動態への変換方法を、具体例を使って見ていこう!
重要!be動詞の時制に注意
能動態を使うと、主語に動作主を置くので、「だれがするのか」がはっきりわかるよ。
「だれがするのか」がわからない場合や言う必要のない場合には、〈by + 名詞〉を省略した受動態を使うんだ!
能動態を使うと、主語に動作主を置くので、「だれがするのか」がはっきりわかるよ。
「だれがするのか」がわからない場合や言う必要のない場合には、〈by + 名詞〉を省略した受動態を使うんだ!
❓ 否定文と疑問文
受動態の否定文と疑問文の作り方は、be動詞の文と同じだよ!
💡
be動詞の文と同じ作り方:
• 否定文:be動詞の後ろにnotを入れる
• 疑問文:be動詞と主語を入れかえる
• 時制:be動詞を変化させる(is/am/are → 現在、was/were → 過去)
• 否定文:be動詞の後ろにnotを入れる
• 疑問文:be動詞と主語を入れかえる
• 時制:be動詞を変化させる(is/am/are → 現在、was/were → 過去)
🌟 いろいろな受動態
✍️ ライティングで使えるコツ
📖 実践的な使い方
受動態を使うメリット:
① 焦点を変えられる
動作を受ける側を強調したいときに便利だよ!
② 動作主を隠せる
「誰が」を言いたくない・わからないときに使えるよ!
③ フォーマルな文章
レポートや説明文では受動態の方が適切な場合が多いよ!
① 焦点を変えられる
動作を受ける側を強調したいときに便利だよ!
② 動作主を隠せる
「誰が」を言いたくない・わからないときに使えるよ!
③ フォーマルな文章
レポートや説明文では受動態の方が適切な場合が多いよ!
📝 ライティング例文
【① 焦点を変える】
能動態:J.K. Rowling wrote Harry Potter.
受動態:Harry Potter was written by J.K. Rowling.
(ハリー・ポッターの方を強調したいとき)
能動態:J.K. Rowling wrote Harry Potter.
受動態:Harry Potter was written by J.K. Rowling.
(ハリー・ポッターの方を強調したいとき)
【② 動作主を省略する】
English is spoken in many countries.
英語は多くの国で話されています。
(誰が話すかは重要ではない)
English is spoken in many countries.
英語は多くの国で話されています。
(誰が話すかは重要ではない)
【③ レポート・説明文で使う】
The experiment was conducted in the laboratory.
実験は研究室で行われました。
The data was analyzed using computer software.
データはコンピュータソフトウェアを使って分析されました。
The experiment was conducted in the laboratory.
実験は研究室で行われました。
The data was analyzed using computer software.
データはコンピュータソフトウェアを使って分析されました。
💡 よく使う受動態表現
【一般的な事実】
• … is made of/from … (…で作られている)
• … is known as/for … (…として/…で知られている)
• … is located in … (…に位置している)
【感情・状態】
• I am interested in … (…に興味がある)
• I am surprised at … (…に驚いている)
• I am satisfied with … (…に満足している)
【レポート・論文】
• It is believed that … (…と信じられている)
• It is said that … (…と言われている)
• … can be seen in … (…で見ることができる)
• … is made of/from … (…で作られている)
• … is known as/for … (…として/…で知られている)
• … is located in … (…に位置している)
【感情・状態】
• I am interested in … (…に興味がある)
• I am surprised at … (…に驚いている)
• I am satisfied with … (…に満足している)
【レポート・論文】
• It is believed that … (…と信じられている)
• It is said that … (…と言われている)
• … can be seen in … (…で見ることができる)
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まとめ:
• 形:主語 + be動詞 + 過去分詞 (+ by + 名詞)
• 否定文:be動詞の後ろにnot
• 疑問文:be動詞と主語を入れかえ
• 使い分け:焦点を変える、動作主を省略、フォーマルな文章
• ライティングで受動態を使って表現の幅を広げよう!
• 形:主語 + be動詞 + 過去分詞 (+ by + 名詞)
• 否定文:be動詞の後ろにnot
• 疑問文:be動詞と主語を入れかえ
• 使い分け:焦点を変える、動作主を省略、フォーマルな文章
• ライティングで受動態を使って表現の幅を広げよう!



