関係代名詞
🔗 関係代名詞とは
「〜する○○」のように名詞を説明するときに、英語では関係代名詞を使って、名詞の後ろから説明を加えるよ。説明される名詞のことを「先行詞」というんだ。
関係代名詞は「2つの文を関係づけてくっつける代名詞」だよ。「ある文とそれを説明する文が関係代名詞によって1つの文になる」と考えるとわかりやすいんだ。
💡
ポイント:
上の例文のように、関係代名詞がつくるカタマリ(「関係代名詞節」と呼ばれます)の中で主語の役割をしている関係代名詞を「主格の関係代名詞」というよ。先行詞が「人」の場合はwhoを使うんだ。先行詞が「人以外」の場合はwhichを使うよ。
上の例文のように、関係代名詞がつくるカタマリ(「関係代名詞節」と呼ばれます)の中で主語の役割をしている関係代名詞を「主格の関係代名詞」というよ。先行詞が「人」の場合はwhoを使うんだ。先行詞が「人以外」の場合はwhichを使うよ。
📊 関係代名詞の種類
先行詞が「人」か「人以外」か、また文の中での役割が何かによって、関係代名詞を使い分けるよ。
| 主格 (直後に動詞) |
目的格 (直後に主語+動詞) |
所有格 (直後に冠詞のない名詞) |
|
|---|---|---|---|
| 人 | who | whom [who] | whose |
| 人以外 | which | which | whose |
| 両方可 | that | that | — |
💡
動詞の形は先行詞に合わせて変化するよ:
また、関係代名詞のあとには、動詞のほかに助動詞がくることもあるんだ。
また、関係代名詞のあとには、動詞のほかに助動詞がくることもあるんだ。
👤 主格の関係代名詞
🎯 目的格の関係代名詞
関係代名詞のあとに〈主語 + 動詞 〜〉を続けて、先行詞を説明することもあるよ。この場合、関係代名詞は目的格の役割をしているんだ。
重要!目的格の関係代名詞
目的格の関係代名詞は省略することができるよ!省略しても意味のちがいはないんだ。先行詞が「人」の場合はwhom [who]を使うけど、先行詞が「人以外」の場合はwhichを使うよ。
目的格の関係代名詞は省略することができるよ!省略しても意味のちがいはないんだ。先行詞が「人」の場合はwhom [who]を使うけど、先行詞が「人以外」の場合はwhichを使うよ。
🏠 所有格の関係代名詞 whose
関係代名詞whoseも名詞を後ろから説明するカタマリをつくるよ。whoseは「〜の○○」という所有の意味を表すんだ。
💡
ポイント:
whoseのあとには必ず名詞が続くよ!その名詞には、a [an]、the などの冠詞や my、her などの所有格はつきません。
whoseのあとには必ず名詞が続くよ!その名詞には、a [an]、the などの冠詞や my、her などの所有格はつきません。
🌟 関係代名詞 what
このほかに、先行詞を含んだ関係代名詞 whatがあるよ。the thing(s) whichを1語で表したのがwhatだと考えるとわかりやすいんだ。
📝 what の例文
We understand what we have to do right now.
私たちは今何をしなければならないことを理解しています。
※ what = the thing(s) which(先行詞を必要とせず、whatだけで名詞のカタマリをつくる)
私たちは今何をしなければならないことを理解しています。
※ what = the thing(s) which(先行詞を必要とせず、whatだけで名詞のカタマリをつくる)
💡
ポイント:
whatは先行詞を含んでいるので、先行詞は不要だよ。「〜すること」「〜するもの」という意味になるんだ。
whatは先行詞を含んでいるので、先行詞は不要だよ。「〜すること」「〜するもの」という意味になるんだ。
✍️ ライティングで使えるコツ
📖 実践的な使い方
関係代名詞を使うメリット:
① 文を短くできる
2つの文を1つにまとめられるよ!
② 詳しく説明できる
名詞に詳しい情報を加えられるよ!
③ 表現が豊かになる
より洗練された英文が書けるよ!
① 文を短くできる
2つの文を1つにまとめられるよ!
② 詳しく説明できる
名詞に詳しい情報を加えられるよ!
③ 表現が豊かになる
より洗練された英文が書けるよ!
📝 ライティング例文
【① 文を短くする】
2文:I have a friend. She lives in Tokyo.
1文:I have a friend who lives in Tokyo.
私には東京に住んでいる友人がいます。
2文:I have a friend. She lives in Tokyo.
1文:I have a friend who lives in Tokyo.
私には東京に住んでいる友人がいます。
【② 詳しく説明する】
I read the book which you recommended.
私はあなたが勧めてくれた本を読みました。
She is a teacher whose classes are very popular.
彼女は授業がとても人気のある先生です。
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私はあなたが勧めてくれた本を読みました。
She is a teacher whose classes are very popular.
彼女は授業がとても人気のある先生です。
【③ エッセイで使う】
People who live in big cities often face stress.
大都市に住む人々はよくストレスに直面します。
Technology which makes our lives easier is important.
私たちの生活を楽にする技術は重要です。
People who live in big cities often face stress.
大都市に住む人々はよくストレスに直面します。
Technology which makes our lives easier is important.
私たちの生活を楽にする技術は重要です。
💡 よく使う関係代名詞のパターン
【人を説明するとき】
• people who … (…する人々)
• a person who … (…する人)
• someone who … (…する誰か)
【物・事を説明するとき】
• a book which … (…する本)
• things which … (…するもの)
• a way which … (…する方法)
【目的格を省略する】
• the book (which) I read (私が読んだ本)
• the person (whom) I met (私が会った人)
• people who … (…する人々)
• a person who … (…する人)
• someone who … (…する誰か)
【物・事を説明するとき】
• a book which … (…する本)
• things which … (…するもの)
• a way which … (…する方法)
【目的格を省略する】
• the book (which) I read (私が読んだ本)
• the person (whom) I met (私が会った人)
💡
まとめ:
• 主格:who/which/that(直後に動詞)
• 目的格:whom/which/that(直後に主語+動詞)→ 省略可能
• 所有格:whose(直後に名詞)
• what:先行詞を含む(the thing(s) which)
• ライティングで積極的に使って表現を豊かにしよう!
• 主格:who/which/that(直後に動詞)
• 目的格:whom/which/that(直後に主語+動詞)→ 省略可能
• 所有格:whose(直後に名詞)
• what:先行詞を含む(the thing(s) which)
• ライティングで積極的に使って表現を豊かにしよう!



